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公益社団法人 栃木県獣医師会

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人獣共通感染症

 人獣共通感染症  人獣共通感染症

2003年は新型肺炎(SARS)、2004年は鳥インフルエンザが騒がれていましたが、動物から人、人から動物へ感染する病気を「人獣共通感染症」といい、150種類以上もあります。 感染拡大に関連しているとみられ、輸入制限されている野生動物もいます。 珍しいからといって希少動物を安易に飼うべきではないのです。

狂犬病
ペットの感染症で最も恐ろしい「狂犬病」は、全ほ乳類に感染し、発症すると神経症状などが現れ、治療法はありません。
オウム病、

トキソプラズマ病

鳥から感染し、風邪と似た症状をみる「オウム病」や人の流産を引き起こす猫の「トキソプラズマ症」は口移しで餌を与えるなどの接触で感染します。
皮膚糸状菌症、

かいせん症

「皮膚糸状菌症」や「かいせん症」などの皮膚病はよくみられます。犬や猫がこの病気と診断され、あなたも皮膚に異常を感じたら、すぐ病院に行ってください。
猫ひっかき病
猫にひっかかれて感染する「猫ひっかき病」は高熱を出すこともある感染症。猫はつめを切って飼いましょう。また子供が、犬猫のふんが転がった砂場で遊んで「回虫」に感染する場合もあります。飼い主はマナーを守り、ふんは必ず持ち帰りましょう。
予防法
定期的な予防接種と清潔な環境で飼うほか、過剰な接触をさけ、触ったら手を洗う。これだけでほとんどの病気は防げます。
補足
鳥インフルエンザ騒ぎも感染症を勉強する良い機会ととらえ、ペットとの生活を楽しく安心できるものにしてください。
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