動物を愛護する気風を招来し、生命尊重、友愛の情操の涵養に努めるとともに、動物による人の生命、身体及び財産に対する損害を防止し、国民が公衆衛生、環境衛生上健康的な生活を営むことを目指す。
動物を愛する気持ちや生命を尊重することの大切さは、感受性の豊かな幼少期に育むことが効果的であり、小学校などにおいて動物愛護の精神や適正管理知識の普及を行う。
ア)飼育指導担当教職員研修事業(県教育委員会受託事業)
教職員に対して動物飼育に関する研修を行い、小学校の児童及び幼稚園の園児に与える影響や動物の生態や適正飼育方法について、専門的な立場から助言し動物愛護精神の向上を図る。
イ)学校訪問飼育指導及びふれあい授業(市町教育委員会受託事業)
学校で飼育されている動物が衛生的で適切に飼育されるよう、学校の授業で動物の生態についての知識及び適正飼育方法について指導することで、動物由来感染症から児童を守る。また、児童が学校で飼育されている動物に触れ、温もりを感じ、聴診器で心臓の音を聞かせ命ある個体であることを体験させて、動物に対する慈しみや思いやりの心を育む。
ウ)大学の教職課程学生を対象に研修会を実施
県内の教職課程を持つ白鴎大学、作新大学及び宇都宮大学などの学生を対象に動物の生態や適正飼育方法やふれあい授業をとおして、動物愛護の精神や適正管理知識の啓発を図る。
動物愛護と適正飼養について関心と理解を深めてもらうため、県、宇都宮市との共催により、毎年9月に動物愛護フェスティバル中央大会を開催する。動物ふれあい広場、子犬の展示、動物なんでも相談会などを開催し、動物の飼養に関する知識の普及に努める。また、動物愛護精神の高揚を図るため、長寿犬優良飼育者の認定及び表彰を行う。
飼養する犬や猫などにマイクロチップを装着することで、個体識別ができ所有者の飼養責任を明確にし、終生飼養を促すとともに脱走や迷子の犬猫の発見、殺処分の減少、災害時の所有者不明犬猫の発見に寄与する。
大型犬や飼育許可が必要な特定動物は人に危害を及ぼす危険性が高いため、獣医師としての専門的知識を活用し、これらの飼養者に対し直接指導することで生命、身体への侵害防止を未然に防ぐことを図る。
飼い犬・猫の不妊、去勢手術費用の一部を補助することで、飼い犬・猫が不必要に繁殖し、適正飼養を受けることなく捨てられることを防止し、動物愛護思想を高めていくように推進する。このため、当会のHPに掲載するとともに会員の動物病院にポスターを掲示し飼い犬・猫の不妊、去勢手術の必要性を県民に広く呼びかける。
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